RHELクローンのRocky Linuxに、Docker-CEとDocker-Composeを入れてテスト環境を構築しましたので、手順をメモ程度に。
結論は、RHELクローンということで、CentOS向けのインストール手順に従ってインストールすれば良いようです。
今回の条件・手順としては、
- Rocky Linux 8.5を最小構成でインストール
(ネットワークは有効化し、インストール直後にdnf updateでシステムアップデート・再起動を実施) - Docker-CEをインストール
- Docker-Composeをインストール
となります。
システムアップデート後に、下記コマンドを実行してDocker-CEのリポジトリの設定、およびインストールを行います。
- dnf install dnf-utils
- yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
- dnf install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
こちらの手順については、Docker公式のInstall Docker Engine on CentOSのSet up the repository以降に記載があるコマンドを実行しているだけです。
コマンド例ではyumをdnfに変えてしまっていますが、RHEL8系ではyumコマンドがdnfにリンクされていますので、yumのまま実行しても問題なくインストールできます。
Docker-CEの起動は、下記コマンドで行います。
- sudo systemctl start docker
OS起動時にDocker-CEが起動するようにするには、下記コマンドを入力します。
- sudo systemctl enable docker
今回の例ではクリーンインストール直後の環境にインストールすることを前提としているため、インストール手順のUninstall old versionsの手順は省略しております。
必要な場合は適宜行ってください。
続いて、Docker-Composeをインストールします。
この例では、Githubから最新版をインストールします。
下記コマンドを入力し、Githubから最新版実行ファイルのダウンロードと配置、実行権限の付与を行います。
- sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/v2.4.1/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/bin/docker-compose
- chmod +x /usr/bin/docker-compose
これで、docker-composeコマンドが使用可能になります。
v2.4.1の箇所については、Docker-ComposeのReleaseを確認し、適宜変更してください。
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