前回までの記事
・CentOS6にnginxをインストールする手順
・CentOS6上のnginxでphpを動作させる (php-fpmインストール、設定)
前回までの作業で、phpを単体で走らせる準備が整いました。
今回はnginxからそれを利用できるように設定を行い、nginxでphpを動作させる環境を完成させます。
viエディタなど、適当なエディタを使用して/etc/nginx/conf.d/default.confを開き、
# pass the PHP scripts to FastCGI server listening on 127.0.0.1:9000と書かれている行を探します。
この行の後ろでコメントアウトされている一帯が、php-fpmを使用するための設定ですので、これを修正しつつコメントアウトを解除していきます。
root html; ↓ root /usr/share/nginx/html;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME /scripts$fastcgi_script_name; ↓ fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
最終的には、以下のようになります。
この設定を保存し、nginxを起動すれば設定は完了します。
なお、iptableを用いてファイアウォールを構築している環境では、nginxからphp-fpmへのアクセスが遮断されてしまうので、ローカルホストからのアクセスを全て許可してやるか、ポート9000へのアクセスを許可する設定を行う必要があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿