詳細は前回の記事でも参照してください。
今回は、こんなものを使ってHDD交換前後でのシステム全体の消費電流を測定してみたいと思います。
我が家の秘蔵品、交流電流計ですw
最大で1000V 10Aまで耐えられるので、電子工作レベルからコンセントに直結して電流値を測ったりといろんなことができる便利なヤツです。
まあ精度なんかを考えたら全然ダメなんでしょうが、趣味で遊ぶ程度には問題ないと思っていますので今回はコレを使います。
この電流計を、コンセントとサーバ本体の間に挟みます。
こうすれば、一応測定可能にはなります。
但し電源ケーブルのコードを剥いて配線するので、失敗すると普通に燃えたりする可能性が十分に考えられます。
真似する場合は自己責任でお願いします。
以下に測定した結果を載せます。
なお、結果はOSが立ち上がって安定する頃(起動から5分程度経過)を見計らって測定しています。
あとHDD以外のマザーボードやメモリ、電源などのパーツは手を付けずに作業を行っています。
なのでだいたい同条件にはなっているはずです。
1.HDD交換前 (Western Digital WD10EADS x 4)
写真の通り、大体0.5A前後をうろちょろしていました。
では、これがHDD交換によってどのようになったかを以下に示します。
2.HDD交換後 (TOSHIBA DT01ACA300 x 2)
HDD数は半減されたものの、消費電流はそれほど削減されないという結果に。
だがピーク時であっても0.5Aを超えることは無くなったので、多少は減ったのではなかろうかと。
これらの結果に対して、軽く考察してみると、
・交換後のHDDは7200rpmのものであった
実際調べてみると、今回買ってきたHDDの消費電力は割と大きめなのだとか。
・SATAの速度が6Gbpsに向上した
但しHDDの転送速度はそこまで行かないので、それほど影響ないのでは?
ただまあ何だかんだ言っても、個人的には交換後の結果に満足しています。
次回は交換前後でネットワーク越しにディスクアクセスを掛けた時の結果について書こうと思います。
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